地方銀行で住宅ローンを組んだメリット・デメリット|ネット銀行と迷った実体験

「地方銀行とネット銀行、どっちで住宅ローンを組めばいいんだろう?」
住宅ローンを検討し始めたとき、多くの方が悩むポイントではないでしょうか。
ぼくたちも同じでした。
ネット銀行の低金利に魅力を感じながらも、審査が通らず最終的に地方銀行で4,000万円の住宅ローンを組みました。
実際に地方銀行で借りてみて感じたメリット・デメリットを、ネット銀行との比較を交えながら正直にお伝えします。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
※ 住宅ローンを組むまでの経緯は以下の記事で詳しく書いています。
→ [世帯年収600万・妻アルバイトで4000万の住宅ローンを組んだ全記録]
地方銀行とネット銀行、何が違うのか
住宅ローンを検討するとき、地方銀行とネット銀行のどちらを選ぶかは大きな判断ポイントです。
金利・審査基準・手続き方法など、両者にはいくつかの違いがあります。それぞれの特徴を整理していきます。
金利の違い
住宅ローンの金利は、一般的にネット銀行の方が低い傾向があります。
店舗や人件費などのコストを抑えられる分、その差を金利に反映できるためです。
ぼくたちが借りた地方銀行の金利は、当初引き下げプラン2年固定金利選択型で0.45%でした。
ネット銀行の最低水準と比べると若干高めではありますが、変動金利の相場と比較すると決して悪くない水準です。
金利は長期間にわたって返済額に影響するため、0.1%の差でも総返済額が大きく変わります。
金利だけで判断するならネット銀行が有利ですが、金利以外の条件も含めて総合的に判断することが大切です。
審査基準の違い
ネット銀行は金利が低い反面、審査基準が厳しい傾向があります。
収入の安定性や雇用形態が重視されるため、アルバイトやパートの収入は合算してもらえないケースが多いです。
一方、地方銀行は審査の柔軟性が高く、申込者の状況に応じて個別に対応してもらえることがあります。
ぼくたちの場合、妻がアルバイトという状況でも収入を合算して審査してもらえたことが、希望額での借入につながりました。
配偶者がアルバイトやパートの方、自営業の方、勤続年数が短い方などは、ネット銀行より地方銀行の方が審査が通りやすい可能性があります。
まずは複数の金融機関に相談してみることをおすすめします。
手続き・サポートの違い
ネット銀行はすべての手続きがオンラインで完結するため、時間や場所を選ばず手続きができます。
一方で、わからないことがあってもチャットや電話での対応が中心となるため、対面でのサポートは期待できません。
地方銀行は担当者がついて、申し込みから契約まで対面でサポートしてもらえます。
書類の準備や手続きの流れを一つひとつ丁寧に説明してもらえるため、住宅ローンが初めての方でも安心して進めることができました。
初めてのマイホーム購入で不安が多かったぼくたちにとって、担当者がいることの安心感は想像以上に大きかったです。
手続きの手間よりも、サポートの充実度を重視する方には地方銀行が向いていると感じました。
地方銀行を選んで良かったこと
実際に地方銀行で住宅ローンを組んでみて、良かったと感じた点がいくつかありました。金利だけでは測れない、地方銀行ならではのメリットをお伝えします。
審査が通りやすかった
ネット銀行や他の地方銀行では希望額に届かなかった中、1行だけ妻のアルバイト収入を合算して審査してもらえた地方銀行で、4,000万円の融資が通りました。
審査の柔軟さが、マイホーム購入を実現できた一番の決め手でした。
審査の詳しい経緯はこちらの記事で紹介しています。
→ [世帯年収600万・妻アルバイトで4000万の住宅ローンを組んだ全記録]

担当者がついて安心感があった
地方銀行では専任の担当者がついてくれて、申し込みから契約まで一貫してサポートしてもらえました。
書類の準備方法や手続きの流れを丁寧に説明してもらえたため、初めての住宅ローンでも迷うことなく進めることができました。
不安な点や疑問点をその場で直接聞けることは、オンライン完結のネット銀行にはない大きな安心感でした。
マイホーム購入は人生で最も大きな買い物のひとつです。
金額が大きい分、わからないことも多く不安になる場面も少なくありません。
そんなときに頼れる担当者がいることは、想像以上に心強いものでした。
妻のアルバイト収入も合算してもらえた
住宅ローンの審査において、妻がアルバイトという雇用形態は不利に働くことが多いです。
実際にネット銀行では審査が通らず、別の地方銀行でも妻の収入は合算してもらえませんでした。
しかしまた別の地方銀行では、妻のアルバイト収入も世帯収入として合算した上で審査してもらえました。
その結果、希望どおり4,000万円の融資が実現しました。
同じ条件で申し込んでも、銀行によって審査基準が異なることをこの経験で実感しました。
配偶者がアルバイトやパートの方は、最初から諦めるのではなく複数の銀行に相談してみることを強くおすすめします。
地方銀行を選んで感じたデメリット
地方銀行で住宅ローンを組んで良かった点がある一方で、実際に借りてみて感じたデメリットもあります。
メリットだけでなく、気になる点も正直にお伝えします。
金利の先行きが不透明
地方銀行の金利は、ネット銀行と比べて長期的に高くなる可能性があります。
現在は0.45%という水準で借りられていますが、2年間の固定期間が終了した後の金利がどうなるかは、現時点では見通せません。
ネット銀行であれば、競争が激しい分だけ金利が低く抑えられる傾向があります。
長期的に見たとき、地方銀行の金利がネット銀行を上回る可能性は十分あると感じています。
そのため、固定期間終了後は金利状況を見ながら借り換えも視野に入れています。
40年という長い返済期間の中で金利が上がり続けると、総返済額への影響は無視できません。
住宅ローンは組んで終わりではなく、定期的に見直すことが大切だと感じています。
口座管理が二重になった
住宅ローンを地方銀行で組んだことで、口座管理が二重になってしまいました。
ぼくたちのメイン口座は住信SBIネット銀行ですが、住宅ローンの引き落としは地方銀行の口座からになります。
そのため毎月、住信SBIネット銀行から地方銀行の口座へ定額自動振込を設定して対応しています。
自動化しているとはいえ、残高の確認や管理が二行分必要になるのは手間です。
できれば普段使いのメイン口座から直接引き落とせる形に一本化したいというのが正直なところです。
ネット銀行で住宅ローンを組んでいれば、こうした手間は発生しなかっただろうと感じています。
長期的には借り換えを検討している
2年間の固定期間が終了するタイミングで、ネット銀行への借り換えを検討しています。
現在の金利0.45%は決して悪くない水準ですが、長期的に見るとネット銀行の方が金利を低く抑えられる可能性があります。
また、口座管理の一本化という観点からも、メイン口座として使っている住信SBIネット銀行への借り換えは魅力的な選択肢です。
借り換えには諸費用がかかるため、金利差と諸費用を比較した上で判断する必要があります。
2年後の金利状況や家計の状態を見ながら、慎重に検討していく予定です。
借り換えを実際に行った際は、このブログで詳しく公開します。
ネット銀行が向いている人・地方銀行が向いている人
地方銀行とネット銀行にはそれぞれ向き・不向きがあります。
どちらが正解というわけではなく、自分たちの状況に合った選択をすることが大切です。
それぞれに向いている人の特徴をまとめました。
ネット銀行が向いている人
ネット銀行が向いているのは、以下のような方です。
- 夫婦ともに正社員で収入が安定している
- 借入額が年収の5〜6倍以内に収まる
- 手続きをすべてオンラインで完結させたい
- とにかく金利を低く抑えたい
- メイン口座をネット銀行で一本化したい
正社員同士の共働き夫婦で収入が安定している場合、ネット銀行の審査が通りやすく金利面でも有利です。
また、店舗に足を運ぶ手間が省けるため、忙しい共働き世帯にとっては手続きのしやすさも大きなメリットになります。
まずはモゲチェックで借入可能額を確認してみることをおすすめします。
地方銀行が向いている人
地方銀行が向いているのは、以下のような方です。
- 配偶者がアルバイトやパートで収入合算が必要
- ネット銀行の審査が通らなかった
- 希望借入額が年収の6倍以上になる
- 初めての住宅ローンで不安が多い
- 担当者に直接相談しながら進めたい
ネット銀行の審査基準に合わない場合でも、地方銀行であれば柔軟に対応してもらえる可能性があります。
ぼくたちのように妻がアルバイトで収入合算が必要な場合や、希望額が大きい場合は地方銀行への相談をおすすめします。
ネット銀行で審査が通らなかったからといって諦める必要はありません。
まとめ:まずモゲチェックで比較してみるのがおすすめ
地方銀行とネット銀行、どちらが正解かは人それぞれの状況によって異なります。
金利だけで選ぶならネット銀行が有利ですが、審査の柔軟さやサポートの充実度を重視するなら地方銀行に分があります。
まずは自分たちの借入可能額や金利の相場を把握することが大切です。
モゲチェックなら無料で複数の金融機関を一括比較でき、相場感をつかむことができます。
ぼくのようにネット銀行で提案が出なかった場合でも、相場を知る基準として十分活用できます。
- 金利を重視するならネット銀行を検討する
- 審査に不安があれば地方銀行にも相談する
- まずモゲチェックで相場感を把握する
- 1行で諦めず複数の銀行に審査を申し込む
住宅ローン選びで悩んでいる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

