家計簿の項目は4つにわけて予算を設定しよう!マネーフォワードMEのおすすめ項目と初期設定方法
このような疑問にお答えします。
ぼくは家計簿を6年間以上つけてきていますが、最初の5年間はまったくお金が貯まらず、家計簿はただの記録簿になっていました。
このままではいけないと思い、まず見直したのが「支出項目」です。
具体的には、支出項目を4つに減らしました。
その結果、まったく貯金が貯まらない家計から年間100万円貯まる家計に改善しました。
今回は、ぼくが実践している家計簿のつけ方を紹介します。
- 家計簿の支出項目は「4つ」にわける
- マネーフォワードMEのおすすめ項目と変更方法を解説
- マネーフォワードMEアプリで予算を設定する方法
- 【実例あり】家計簿の支出項目を分ける方法を具体的に解説
ぼくたちは2年間の同棲生活で結婚費用を貯めながら生活をしていました。
家計管理と改善で毎年100万円以上貯める家計を維持しています。
この方法を実践することで、家計が改善する家計簿になります!
マネーフォワードMEをダウンロードしていない方も参考になればうれしいです^^
しかしマネーフォワードMEは資産を増やしていくためには、必要不可欠なツールです。
マネーフォワードMEを使うと以下のようなメリットがあります。
- キャッシュレス決済と自動連携
- 資産管理がひとつにまとまる
- 振り返りがしやすい
ぜひダウンロードをおすすめします。
マネーフォワード ME – 人気の家計簿(かけいぼ)
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家計簿の支出項目は「4つ」にわける
家計での支出を以下の基準で分類します。
- 必須生活費
- ゆとり費
- 月ごとに振り返る
- 年ごとに振り返る
図で表すとこのようなイメージです。
月ごとに振り返る | 年ごとに振り返る | |
必須生活費 | 変動生活費 | 固定生活費 |
ゆとり費 | 娯楽費 | 特別費 |
ポイントは、
- 生活に必ずしも必要かどうか
→生活費orゆとり費 - 振り返る期間の違い
→月or年
です。
詳しくは2人暮らし・同棲カップルの家計簿で必要な項目とは?の記事で解説しています。
変動生活費
変動生活費には以下が分類されます。
- 食費
- 日用品など
生活において必要なもののみで、毎月金額が変わるものが含まれます。
例えば、「食費」は基本的な食事の支出のみです。
「外食」は「娯楽費」に含まれます。
「外食」が生活の大半となる場合で、基本的な食事になるという場合は「食費」に分類しましょう。
「日用品」は、シャンプーやリンスなど普段の生活に必要なものです。
「その日用品を同居する家族が、ほぼ毎日使うか?」を判断する材料にすると良いと思います。
このように考えると「化粧品」や「サプリメント」、「雑貨」は「娯楽費」に分類されますね。
固定生活費
固定生活費には以下が分類されます。
- 家賃
- 水道光熱費
- 車両・交通費
- 医療費
- 教育費など
これらは毎月支出のある項目ですが、年ごとに振り返るほうが見直しやすいです。
水道光熱費は季節によって変動するからです。
年間で見て、予算に収まっていればいいのです。
また医療費や教育費も急な出費がある場合があり、年間で管理したほうが予算から大きく外れることはなくなります。
娯楽費
娯楽費には以下が分類されます。
- お小遣い
- 外食
- お出かけなど
「外食」は食費の項目でも記述したとおり、基本的な食事になるかどうかで判断します。
「お出かけ」はちょっとした遠出や、レジャーなどにかかる支出です。
目安としては1万円以下の支出の場合は「娯楽費」
1万円を超える場合は「特別費」で考えると良いと思います。
特別費
特別費には以下が分類されます。
- 旅行
- 家具・家電
- 車関連費(車検や修理など)
- 税金など
特別費には1万円以上の支出を目安に分類しましょう。
また季節やイベント性のある支出が含まれます。
例えば、以下のような支出です。
- 入学金
- 車検
- 自動車税
- クリーニング代
- 引っ越し
- 誕生日プレゼントなど
マネーフォワードMEのおすすめ項目と変更方法を解説
ここまで、支出は4種類にわけられるという解説を行いました。
早速、家計項目を変更して実践していきましょう。
ここからはマネーフォワードMEを使って、解説していきます。
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変更する前
1ヶ月の支出が以下のようになったとします。
支出項目 | 金額 | マネーフォワードの項目 |
---|---|---|
食費 | 約35,000円 | 食費 |
住居費 | 約80,000円 | 住宅 |
水道光熱費 | 約15,000円 | 水道・光熱費 |
日用品費 | 約5,000円 | 日用品 |
被服費 | 約10,000円 | 衣服・美容 |
通信費 | 約5,000円 | 通信費 |
車両・交通費 | 約20,000円 | 自動車 |
保険費 | 約5,000円 | 保険 |
医療費 | 約5,000円 | 健康・医療 |
教養・教育費 | 約5,000円 | 教養・教育 |
娯楽費 | 約35,000円 | 趣味・娯楽 |
おこづかい | 約35,000円×2 (夫婦それぞれ) | 日用品 |
特別支出 | 約10,000円 | 特別な支出 |
合計 | 約300,000円 |
この支出をマネーフォワードMEにそのまま入力すると以下のようなグラフになります。
このままだと項目名が多くて、なんだか見づらいような気がしませんか?
そこで、当ブログではシンプルに4項目に絞っています!
おすすめ項目に変更後
まずは支出を以下の4つにわけます。
【必須生活費】
- 変動生活費
- 固定生活費
【ゆとり費】
- 娯楽費
- 特別費
上記の項目をマネーフォワードMEの項目に割り振っていきます。
使う項目は以下の4つです。
- 変動生活費 → 食費
- 固定生活費 → 住宅
- 娯楽費 → 趣味・娯楽費
- 特別費 → 特別な支出
この分類でマネーフォワードMEに支出を入力すると以下のようなグラフになります。
すごくシンプルで、見やすくなりましたね^^
この方法の最大のメリットは、金額の下に割合が表示されていることです。
以下をカテゴリ毎の支出目安にしています。
【必須生活費】50〜70%
- 食費+住宅
【ゆとり費】30〜50%
- 娯楽費+特別な支出
マネーフォワードMEで表記されている割合と見比べることで、振り返りがとってもしやすくなります^^
またこのカスタマイズ方法はこちらの動画を参考にしています。
≫ 外部リンク:【誰でもできる!】目指せ+3万円!「貯まる家計簿」カスタマイズを紹介
初期設定からおすすめ項目に変更する方法
ここからは、初期設定の変更方法を解説していきます。
設定が終わると以下のようになります。
【食費カテゴリ】
- 食費
- 日用品
【住宅カテゴリ】
- 住居費
- 車両・交通費
- 水道光熱費
- 通信費
- 医療費
- 定額会費
【趣味・娯楽カテゴリ】自由に変更可能
- 娯楽費
- おこづかい
- 外食など
【特別な支出】自由に変更可能
- 旅行
- 家具・家電
- 車関連費(車検や修理など)
- 結婚費用
- 冠婚葬祭
- 税金など
1.使用する項目を選択する
マネーフォワードMEを開いたら、「入力」をタップします。
次に、「カテゴリ」をタップします。
下にスクロールして、「住宅」を選択します。
当ブログでは固定生活費を「家に関する支出」というイメージで「住宅」を選択していますが、どの項目でも変更することが出来ます^^
2.カテゴリを追加する
項目を選択したら、右下の「カテゴリ追加」をタップします。
「カテゴリ名」を入力し、「OK」をタップします。
この作業を繰り返して、以下の項目を追加してください。
- 住居費(住宅のままでも可)
- 車両・交通費
- 水道光熱費
- 通信費
- 医療費
- 定額会費
同じように「食費」には「日用品」を追加してください。
また、ゆとり費はご自分の好きな項目に変更してもらって構いません!
「娯楽費」や「特別な支出」にカテゴリを追加してお使いください^^
マネーフォワードMEアプリで予算を設定する方法
項目の設定が完了したら、予算の設定をしていきましょう。
予算の設定をすることで以下のようなメリットがあります。
- 支出ペースの配分ができる
- 貯金目標のイメージがわく
- 家計簿の振り返りがしやすくなる
実際にマネーフォワードMEアプリで設定する方法を紹介します。
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予算の設定方法
マネーフォワードMEアプリのホームから設定を開きます。
次に『予算』をタップします。
右上の『設定』をタップします。
この画面では、現時点での家計簿項目毎の予算や支出額を見ることができます。
またこの支出ペースでの結果予想も表示してくれるので家計簿の見直しに便利ですね。
次に、以下の情報を入力していきます。
- 月収(手取り)
- 毎月貯金したい額
- 誕生年
- 家族構成
同棲カップルなら月収の項目には、『2人の手取り月収』もしくは『2人の入金分』を入力するようにしてください。
お金の管理方法は以下の解説記事をご覧ください。
毎月貯金したい額は、空欄のままでも最後に自動で設定されるのでそのままにしておいても大丈夫ですよ。
基本情報を入力したら『次へ』をタップしてください。
次に設定した項目に合わせて振り分けていきます。
先程設定した家計簿項目に合わせて以下のように設定してください。
最後に予算を立てましょう。
ここであらためて、4つの項目の内容を整理します。
- 住宅 → 年毎の固定費(固定生活費)
- 特別な支出 → 年毎のゆとり費(特別費)
- 食費 → 月毎の生活費(変動生活費)
- 趣味・娯楽 → 月毎のゆとり費(娯楽費)
これらを予算設定していきましょう。
上部の『予算に設定できるお金』が残っている状態で『保存』を押すと以下のようなポップアプが出ますが、『OK』を押すことで自動で『毎月貯金したい額』に振り分けてくれます。
これで予算の設定は完了です。
【実例あり】家計簿の支出項目を分ける方法を具体的に解説
ここからは実際にぼくの家計簿を紹介します。
前提として以下が家計状況となります。
- 2人ぐらし
- 共働き
- 賃貸アパートくらし
- 収入のすべてを共通口座へ
- 支払いの9割はクレジットカードや電子マネー
- 夫のおこづかいは家計の家計簿に記入
- 奥さんのおこづかいは毎月定額で記入
- 4つの大項目に分類
(変動生活費、固定生活費、娯楽費、特別費)
家計支出例
実際に下記のような支出がありました。
普段僕がやっている分類方法を解説していきます。
①:娯楽費の支出
上記①の支出はぼくの個人支出になります。
項目は「娯楽費」の「おこづかい」にいれています。
連携による取り込み時点では、「カフェ」に分類されているので、「趣味・娯楽」の「おこづかい – 夫」に再分類します。
②④:娯楽費の支出
上記②④の支出はスキーに行った時の支払いです。
アウトドアにいれたいところですが、個人での支出になるので「趣味・娯楽」の「おこづかい – 夫」に再分類します。
③:食費の支出
これはスーパーで買物をした時の支払いです。
普段利用しているスーパーなので、自動で「食費」に分類してくれています。
マネーフォワードMEでは、一度支払いのあるものは分類した項目を学習してくれるので、次回からは自動で適した項目に分類されます。
この仕組みは、支払いをしたお店の情報をもとに過去の項目と照らし合わせて自動分類されるようになっています。
なので、「スーパーは【食費】」「ドラッグストアは【日用品】」のように分類しておくことをおすすめします。
でもスーパーで日用品を買ったり、ドラッグストアで食材を買ったりしますよね。
そこで当ブログでは、食費と日用品を同一項目(変動生活費)で分類しており、以下のような理由のためです。
- レシート内容を1つ1つ分類できない
- 変動生活費全体で予算におさまれば良い
⑤:固定生活費の支出
⑤の支出は毎月の固定費なので、「住宅」の「定額会費」に分類しています。
⑥:日用品の支出
⑥は日用品の支出です。
取り込み時点での分類は「日用品」に分類されていますが、変動生活費全体で家計管理をしたいため、「食費」のなかの「日用品」に分類します。
ちなみにこれは奥さんが買い物に行ってくれた時の支払履歴ですが、楽天カードの家族カードで支払いをしてくれています。
そして楽天カードを、マネーフォワード MEと連携しておくことで、自動で支出履歴を取り込んでくれます。
支払いのたびにレシートを貰う必要がなくなりますね。
最後に、ここまでの支出履歴を再分類すると以下のようになります。
一度再分類すれば、次回からは自動で分類してくれます。
特別な支出の使い方
今回の支出履歴には「特別費」に分類される項目はありませんでしたが、以下のような項目があったときには「特別な支出」に分類します。
- 大きな額(1万円以上)の支出
- 季節やイベント性(年に1〜2回以下)のある支出
例えば、
- 入学金
- 車検
- 自動車税
- クリーニング代
- 引っ越し
- 誕生日プレゼントなど
まとめ:マネーフォワードの初期設定をオススメ項目に変更する方法
今回は以下の3つを解説しました。
- 家計簿の支出項目は「4つ」にわける
- マネーフォワードMEのおすすめ項目と変更方法を解説
- 【実例あり】家計簿の支出項目を分ける方法を具体的に解説
家計簿の支出項目は「4つ」にわける
家計簿の支出は以下の4つがおすすめです。
- 変動生活費
→毎月の生活に必要で、変動のある支出 - 固定生活費
→毎月の生活に必要で、固定の支出 - 娯楽費
→生活に必ずしも必要ではないが、ゆとりのある支出(1万円以下) - 特別費
→生活に必ずしも必要ではないが、ゆとりのある支出(1万円以上)
マネーフォワードMEのおすすめ項目と変更方法を解説
家計簿の4つの項目はマネーフォワードMEで以下のように設定します。
- 変動生活費 → 食費
- 固定生活費 → 住宅
- 娯楽費 → 趣味・娯楽
- 特別費 → 特別な支出
【実例あり】家計簿の支出項目を分ける方法を具体的に解説
実際の家計簿の支出履歴から再分類する方法を解説しました。
もしも支出項目の分類がわからない場合は、気軽にお問い合わせください^^
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