【マネーフォワードMEの初期設定と使い方】同棲カップルで簡単に共有する手順を徹底解説
マネーフォワードMEをダウンロードしたけど、初期設定とか使い方とかよくわからないなあ…。
そこでこの記事では、『同棲カップルに向けたマネーフォワードMEの使い方』を解説します。
この記事を読むことで、2人でお金の管理ができるので結婚資金などの将来必要な大きなお金をコツコツ貯めることができますよ。
- カップルで共有するまでの初期設定5ステップ
- 現金での支出も手入力で共有しよう
- 同棲カップルが家計を共有管理する方法
ぼくたちは2年間の同棲生活で結婚費用を貯めながら生活をしていました。
家計管理と改善で毎年100万円以上貯める家計を維持しています。
実際に同棲しながらカップルでお金の管理をしているぼくが『同棲カップルに向けたマネーフォワードMEの使い方』を解説します。
すでにマネーフォワードIDの登録が完了していて「使い方を知りたい!」「おすすめの項目を知りたい!」という方はステップ2より読みすすめてください。
マネーフォワードMEのインストールがお済みでない方は下記からインストール可能です。
アプリインストール後の手順を順番に解説していきます。
マネーフォワード ME – 人気の家計簿(かけいぼ)
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【マネーフォワードMEの使い方】カップルで共有するまでの初期設定5ステップ
家計簿をつけるときは、最初の設定が重要です。
家計簿に一貫性を持たせるためにも以下をあらかじめ定めておきましょう。
マネーフォワードMEの初期設定は以下の手順5つです。
- 共有アカウントを用意する
- 家計簿の集計期間を設定する
- 家計簿の項目と支出予算を決める
- 金融期間やクレジットカードと連携する
- 記録された収支のカテゴリを変更する
順番に解説していきます。
【ステップ1】同棲パートナーと共有するアカウントを準備しよう!
はじめに同棲するパートナーと共有するアカウントを準備しましょう。
カップル2人で1つのアカウントを共有します。
アカウントはGoogleアカウントがオススメです。
パスワードも2人がわかりやすいものを設定して共有してくださいね。
マネーフォワードMEをインストールしたら、アプリを起動して以下の手順でマネーフォワードIDを作成します。
- メールアドレスを登録
- 確認コードを入力
- パスワードを設定
- プロフィール入力
- プレミアムサービス(有料プラン)の有無
- サービス連携
①メールアドレスを登録
マネーフォワードMEアプリを起動すると、以下のような画面になるので『マネーフォワードMEをはじめる』をタップして次に進んでください。
次に2人で共有するために作成したGmailアドレスをマネーフォワードIDに登録します。
左のメールアイコンをタップして、共有するメールアドレスを入力したら『上記に同意して登録する』をタップして次に進みましょう。
②確認コードを入力
次に確認コードを入力します。
登録したメールの受信トレイを開くと『マネーフォワード ID メールアドレスの確認』というメールが届いています。
メールには確認コードが表記されているのでマネーフォワードMEのアプリに戻り、確認コードを入力してください。
確認コードを入力したら『次へ』をタップして次に進みましょう。
③パスワードを設定
次にカップル2人で共有するためのパスワードを設定します。
パスワードを設定したら『登録を完了する』をタップして次に進んでください。
④プロフィール入力
次にプロフィールを入力します。
項目は以下の5つです。
- 性別
- 誕生年
- 所在地
- 職業
- お知らせ受け取りの有無
入力が完了したら次に進みます。
⑤プレミアムサービス(有料プラン)の有無
有料プランの案内が表示されます。
プレミアムサービスの主な機能は以下のとおりです。
- 広告の非表示
- 口座の一括更新
- 口座の更新頻度アップ
- 口座連携数が無制限
- 負債・資産グラフ
- データ閲覧可能期間制限なし
- グループ作成
- CSVダウンロード
同棲カップルであれば、無料の範囲でも十分なので『プランを選択せずに次へ』をタップして進んでください。
今後プレミアムサービスを利用するか検討する時は『資産運用をしているか』だと思います。
すでに資産運用をしている方はプレミアムサービスの登録をオススメします。
月額480円もしくは年額5,300円の有料になりますが、資産の管理がとっても楽になりますよ。
とはいえ、1ヶ月間無料なので資産運用をしていない方も試してみて良いかもしれないですね。
⑥サービス連携
次に金融関連サービスの連携を行います。
しかしこの作業は後からでもできるので一旦とばしましょう。
詳しい方法はステップ4で解説します。
『次へ』をタップするとホーム画面に移ります。
これでマネーフォワードMEで家計管理ができるようになりました。
ここからはマネーフォワードMEをより使いやすくするための設定を解説していきます。
【ステップ2】家計簿の集計期間を設定しよう!
マネーフォワードIDを作成し、プロフィール入力などが完了したら次のステップです。
まずは家計簿の集計期間を設定しましょう。
ホームの右上にある「歯車」アイコンをタップして設定画面を開き、下にスクロールして「家計簿の集計期間」を選択します。
次に、「毎月の集計期間の開始日」を設定します。
集計期間の開始日は「1日」がおすすめですが、管理しやすい場合は「給料日」を開始日に設定しても問題ありません。
設定日が土日祝日の場合も基本的には「変更しない」で構いませんが、開始日を給料日に設定している場合には、給料日に合わせて設定を前後してください。
例えば、
1日開始の場合
- 毎月の集計期間の開始日「1日」
- 設定日が土日祝日の場合「変更しない」
- 給料日が1日の場合は、給料に合わせて設定日を前後する
25日給料日の場合
- 毎月の集計期間の開始日「25日」
- 設定日が土日祝日の場合は、給料日に合わせて前後する
前の平日に振り込まれる場合→「設定日前の平日にする」
後の平日に振り込まれる場合→「設定日後の平日にする」
もしも「前の平日」に給料が振り込まれる場合、「変更しない」のままだと集計期間に給料が2回振り込まれたことになってしまいます。
集計にズレがないようにするためにも、給料日に合わせて設定日を前後してください。
【ステップ3】支出カテゴリと予算を決めよう!
マネーフォワードMEでは、あらかじめ支出カテゴリが多数用意されています。
しかしこの項目の多さがなんだか使いづらいような気がします。
そこで、当ブログではシンプルに4種類のみ使っています。
- 食費(変動生活費)
- 住宅(固定費生活費)
- 趣味・娯楽(娯楽費)
- 特別な支出(特別費)
これらの項目を以下のように分類して、予算を設定しています。
【必須生活費】50〜70%
- 変動生活費:15〜20%
- 固定費生活費:50〜55%
【ゆとり費】30〜50%
- 娯楽費:10〜20%
- 特別費:20〜30%
詳しくは、以下で解説しています。
>>【厳選】マネーフォワードMEのおすすめ項目と予算設定方法!
【ステップ4】金融機関やクレジットカードを連携しよう!
次に銀行口座や証券口座、クレジットカードなどの金融関連サービスをマネーフォワードMEに連携します。
画面右下の「口座」を選択し、右上の「+」をタップします。
検索窓に連携したい銀行やクレジットカードなどの金融関連サービス名を入力して検索してください。
連携したい金融機関を選択すると、ネットバンキングやホームページに移るため、各金融機関のログインIDとパスワードを入力して連携します。
対応している金融関連サービスは約2600社あります。
これらのサービスと連携をすることで自動で家計簿をつけることができるため、楽天カードなどのキャッシュレス決済での支払いがおすすめです。
【ステップ5】取得した入出金を確認して、カテゴリを変更しよう!
各カテゴリの支出額を確認するためには、適切に分類されている必要があります。
次に、自動連携して取得した支出履歴のカテゴリを変更していきましょう。
金融関連サービスとの連携が終わると、「入出金」にたくさん記録されていると思います。
入出金のどれか1つを選択すると以下のような画面になるので、カテゴリを変更していきましょう。
また「カテゴリ一括変更」も可能です。
手順は以下のとおりです。
- 画面下部メニューの「家計簿」を選択する
- 変更したいカテゴリを選ぶ
- 右上の「…」をタップする
- 「カテゴリ一括変更」をタップする
- 変更したい支出履歴を選ぶ
- 右下の「カテゴリを変更」をタップして、変更先のカテゴリを選択する
支出カテゴリは一度変更をおこなうと、次回からは変更先のカテゴリに自動で分類されます。
ここまでの作業が終わると、ほぼ自動で家計簿をつけてくれます。
【マネーフォワードMEの使い方】現金での支出も手入力で共有しよう
家計の支出には現金での支出が必要な場面もあるかと思います。
そういうときには、手動で入力する必要があります。
現金支出を記録する方法
マネーフォワードMEには「財布」という手入力で管理できる口座を設定できます。
現金での支出があった際には、手入力で記録します。
支出に合わせて入力内容を変更してください。
- 支出カテゴリ
- 日付
- 内容
- 支出元
同棲カップルが家計を共有管理する方法
ここからは同棲カップルで家計を共有管理する方法を紹介します。
管理方法は以下の3つです。
- 生活費折半型
- 項目別分担型
- 共同管理型
順番に解説していきます。
生活費折半型
2人の収入から、一定額を共有している口座や財布に入れて、すべての支払いを管理する方法です。
マネーフォワードMEでは以下のように使用します。
- 『収入』一定額ずつ入れたお金
- 『支出』家計のすべての支払い
- 『貯金』共有口座や財布にあるお金
相手の収入や貯金額などはわかりませんが、支出の管理として使用できます。
一定額ずつ入れたお金から残った分は個人のお金となります。
項目別分担型
食費や日用品などの変動生活費は『彼女』
家賃や水道光熱費などの固定生活費は『彼』
マネーフォワードMEでは以下のように使用します。
- 『収入』記入なし
- 『支出』項目別で担当を決める
- 『貯金』記入なし
支出管理としてマネーフォワードMEを使用します。
カップルそれぞれの収支状況はわかりません。
共同管理型
2人の収入のすべてを共有口座にいれて、そこから生活費を支払う方法です。
この場合のお金の管理はどちらかがすることが多いです。
マネーフォワードMEでは以下のように使用します。
- 『収入』お互いのすべて収入
- 『支出』家計のすべての支払い
- 『貯金』個人や共有の口座・財布にあるお金
おこづかいは共有口座から再度振り分けられます。
このあとの個人の支出はパートナーにはわかりません。
オススメのお金の管理方法は『共同管理型』
同棲カップルのお金の管理方法を3つ紹介しました。
- 生活費折半型
- 項目別分担型
- 共同管理型
オススメは『共同管理型』で、共有口座に収入のすべてを入れて支払いを管理する方法です。
結婚前提で同棲しているカップルなら、2人で貯金をしていくことをオススメします。
詳しくは結婚前提の同棲カップルは生活費をどうしてる?お金の管理・分担方法を解説で、共有口座の用意方法や具体的な管理方法をまとめています。
まとめ
今回は以下の3つを解説しました。
- カップルで共有するまでの初期設定5ステップ
- 現金での支出も手入力で共有しよう
- 同棲カップルが家計を共有管理する方法
カップルで共有するまでの初期設定5ステップ
- 共有アカウント(オススメはGoogleアカウント)を用意する
- 家計簿の集計期間の開始時日は「1日」か「給料日」に設定する
- 使用するカテゴリを絞り、予算を決める
- 普段使用している金融関連サービスを連携する
- 収支履歴からカテゴリを再設定する
現金での支出も手入力で共有しよう
- 現金支出は手入力が必要
同棲カップルが家計を共有管理する方法
- 生活費折半型
- 項目別分担型
- 共同管理型
2人でお金の管理をすることで、貯金のスピードが格段にあがります。
結婚前提のカップルなら『共同管理型』でお金を管理してコツコツと結婚資金をためていきましょう。
結婚資金の貯め方は同棲中でもできる結婚資金の貯め方をご覧ください。
マネーフォワードMEを使うことで、家計簿を自動化できるので、家計簿をつける時間を減らして、2人の時間や好きなことにあてていきましょう^^
以上、マネーフォワードMEの使い方と初期設定でした!
マネーフォワード ME – 人気の家計簿(かけいぼ)
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