同棲カップルで共同口座を開設!おすすめの銀行と作り方を徹底解説
給料が貰えるたびに銀行にいくのは面倒ですよね…。便利な銀行口座はないのかな?
そこでこの記事では、『同棲でおすすめの銀行口座の開設手順と活用方法』を解説します。
この記事を読むことで、同棲中のお金を1つの口座に集めることができるので貯金がしやすくなります。
- 共同口座とは何か?
- 同棲でおすすめの銀行口座は『住信SBIネット銀行』の理由
- 住信SBIネット銀行を開設する手順【共同口座の作り方】
- 共同口座への入金の流れと活用方法
ぼくたちは2年間の同棲生活で結婚費用を貯めながら生活をしていました。
家計管理と改善で毎年100万円以上貯める家計を維持しています。
1つの口座にお金が集まることで、今あるお金がわかるので貯金が貯まりやすくなりますよ。
実際に2年以上この方法で管理しているぼくが『同棲でおすすめの銀行口座の開設手順と活用方法』を解説します。
色々な銀行を試しましたが、同棲カップルで共同管理しやすいおすすめの銀行は『住信SBIネット銀行』の一択です。
またATMに行かずにお金の移動をするためには『SBI証券』の開設が必須です。
同時に開設する方法は記事内で詳しく解説していきます!
共同口座とは何か?
共同口座の定義とは?
共同口座とは、複数の人が共同で利用する口座のことを指します。
具体的には、夫婦やカップル、親子など、信頼関係がある複数の人が、共同でお金を管理したい場合に利用されます。
しかし日本では複数人の名義での口座は作れません。
カップルで共同口座を作るなら、彼もしくは彼女どちらか1人の名義で口座を作る必要があります。
口座には、共同で貯めたお金が入り、支払いも共同で行われます。
カップルで共同口座を開設するメリットと注意点とは?
カップルで共同口座を開設することには、いくつかのメリットがありますが、同時に注意点も存在します。
メリット1:お金の管理がしやすくなる
共同口座を利用することで、家計の管理がしやすくなります。
夫婦やカップルの場合、収入や支出が明確になり、節約や貯蓄の計画を立てやすくなります。
お互いの収支や口座残高を確認することができるので、金銭感覚が合わないといった問題を避けることができます。
共同口座でお金を管理することで、無駄遣いを防ぐことができます。
メリット2:生活費を節約することができる
カップルで共同口座を開設することで、費用の分担がしやすくなります。
生活費や固定費の支払い、将来的な貯蓄や投資などを、共同で考えることができます。
注意点1:信頼関係が必要
カップルで共同口座を開設する前に、以下の注意点について考えておく必要があります。
共同口座を利用するには、相手との信頼関係が必要です。
共同で管理するお金は、お互いが信頼し合っていることが前提となります。
注意点2:お互いのお金の考え方や価値観を確認する
カップルで共同口座を開設する前に、お互いのお金の考え方や価値観を確認することが大切です。
お金に関する考え方や使い方は人それぞれですので、カップルで共同口座を開設する前に、お互いの考え方を共有し、認め合うことが必要です。
同棲カップルにおすすめの共同口座は『住信SBIネット銀行』の理由
結論として、同棲中のおすすめ銀行口座は『住信SBIネット銀行』です。
さらに『SBI証券』の同時開設がおすすめです。
住信SBIネット銀行がおすすな理由は以下の3つです。
- 目的別口座が持てる
- 振込手数料が一定回数無料
- SBI証券との連携でお金の移動が簡単にできる
理由1:目的別口座が持てる
住信SBIネット銀行には、『目的別口座』というサービスがあります。
目的別口座とは、自分で好きな名前をつけた口座を10口座まで持つことができます。
目的別口座の特徴は、
- 目的に応じて貯金残高を管理できる
- 代表口座から自動振替ができる
- 目標貯金額を設定できる
- ATMから引き出す時は代表口座に振り返る必要がある
など制約はありますが、口座管理を手助けしてくれる素晴らしいサービスです。
代表口座を共同口座、目的別口座を個人の口座として使うこともできます。
さらに同棲中の目的に応じて以下のような目的別口座を作ると便利です。
- 旅行用
- 結婚資金用
- 日常生活の緊急時用
……など。
特に結婚前提の同棲なら、早めに結婚資金を貯めはじめましょうね。
結婚資金の目安は以下の記事で解説してます。
>> 結婚資金の総額と各費用の平均内訳はいくら?【婚約から結婚式、新婚旅行まで】
理由2:振込手数料が一定回数無料
ネット銀行の多くが振込手数料を一定回数まで無料にしているように、住信SBIネット銀行でも振込手数料無料を利用できます。
振込手数料の無料回数は、スマプロランクと呼ばれるランク制度によって変動します。
詳しくは以下をご覧ください。
スマプロランクが『2』の場合は、振込手数料が5回まで無料になります。
この無料回数におさまるようにお互いにお小遣いとして個人用の口座に振り込んでいます。
理由3:SBI証券との連携でお金の移動が簡単にできる
住信SBIネット銀行を使う1番の理由です。
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携すると、SBI証券と住信SBIネット銀行間でのお金の移動が自由にできます。
例えば、給料受け取りが地方銀行指定の場合でも、SBI証券を活用することで住信SBIネット銀行に給料を移動できます。
イメージはこちら。
通常、給料を受け取る地方銀行から共同口座へ振り込みをする場合、振込手数料が数百円かかります。
しかし今回紹介する方法は振込手数料がかからず無料です。
この記事で紹介するお金の移動方法で必要なものは以下になります。
- 給料の受け取り口座(2人分)
- 住信SBIネット銀行
- SBI証券
この記事ではSBI証券を使用して投資を勧めるものではなく、SBI証券を使用してカップル間でのお金の移動が簡単にできる方法を紹介します。
SBI証券を同時開設するメリット
SBI証券を作るメリットは以下の3つです。
- 地方銀行からの振込手数料がかからない
- SBI証券への入金に対応している銀行が多い
- 好きな時にお金を移動できる
ぼくが勤めている会社の給与口座は地方銀行に指定されていますが、その地方銀行からメインバンクの住信SBIネット銀行への振込は手数料がかかってしまいます。
余分な手数料を払わないためには、SBI証券の活用がおすすめですよ。
具体的には給料を受け取る口座から共同口座に振り込むときに、SBI証券を経由する方法です。
SBI証券なら数多くの地方銀行からの入金に対応しているので使い勝手良し。
以下のような方は住信SBIネット銀行とSBI証券の同時開設がおすすめです。
- 給与振込口座が会社指定
- メインでネット銀行を使いたい
- 振込手数料0円で給料をネット銀行に移動したい
- 出金まで2〜3日のタイムラグがあってもいい
住信SBIネット銀行を開設する手順【共同口座の作り方】
『住信SBIネット銀行』『SBI証券』の2つは同時に開設できます。
まずはSBI証券のページへアクセスして、『口座開設(無料)へすすむ』をクリックして口座を開設しましょう。
口座開設の申し込み手順
ここからは実際の申し込み画面をお見せしながら解説していきます。
下記の手順で進めることで簡単に口座開設ができますよ。
メールアドレスの登録、認証コードの入力
はじめにメールアドレスの登録をします。
登録したメールアドレスに『認証コード』が届くので、次の画面で入力します。
『認証コード』を入力したら、『次へ』をクリック。
お客様情報の設定
次に14項目の基本情報を入力していきます。
- 居住地国
- 名前(フリガナ)
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- メールアドレス
- 郵便番号
- 納税方法の選択(特定口座/特定口座 源泉徴収なし/一般口座)
- 本年1月1日時点の住民票記載の居住都道府県
- NISAの選択
- iDeCo資料請求の選択
- 住信SBIネット銀行 口座開設同時申し込みの選択
- SBI証券ポイントサービス申し込み
- ポイント選択(Tポイント/Pontaポイント/dポイント)
このなかから選択する必要のあるものについて補足します。
⑧納税方法の選択(特定口座/特定口座 源泉徴収なし/一般口座)
取引の際に利益が発生した場合の申告(納税)を『自分でする』か『SBI証券に任せる』かを選択します。
確定申告の計算は複雑なので『SBI証券に任せる』を選択しましょう。
⑩NISAの選択/⑪iDeCo資料請求の選択
NISA、iDeCoは投資を始める時にはお得な制度です。
取引で利益が発生した場合、税金がかかりますがNISAやiDeCoを利用すると税金が非課税になります。
生活費に余裕があれば是非利用していただきたい制度ですが、この記事の趣旨とは離れるため強くおすすめはしません。
口座開設後もSBI証券のページから申し込むことができます。
⑫住信SBIネット銀行 口座開設同時申し込みの選択
住信SBIネット銀行は必ず『申し込む』を選択してください。
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携することで、SBI証券と住信SBIネット銀行間や他行の銀行間でのお金の移動が自由にできます。
⑬SBI証券ポイントサービス申し込み/⑭ポイント選択(Tポイント/Pontaポイント/dポイント)
取引に応じてポイントが貯まります。
申し込んで損はないので、普段から使うポイントを選択して申し込みましょう。
規約の確認
次に以下の4種類の『各種規約等を確認する』をクリックしたら、チェックボックスをクリックします。
- 包括告知及び届出、電子交付サービス等の承諾、重要書類の同意
- SBI証券のiDeCo資料請求
- 住信SBIネット銀行、SBIハイブリッド預金、預かり金自動スィープサービス
- ポイントサービス
全て確認したら『同意する』をクリックして次の画面に進みます。
入力内容の確認
入力内容の確認をして、誤りがなければ『口座開設方法の選択へ』をクリックします。
口座開設方法の選択
『ネット』もしくは『郵送』を選択して、下部の『申し込む』をクリックします。
口座開設申込の完了
今後ログインする際に必要になる『ユーザネーム』と『ログインパスワード』が表示されるので写真を撮ったりメモをしたりして保存しておきましょう。
保存したら『保存しました』にチェックをいれて『次へ』をクリックします。
『郵送で口座開設』を選択した方は後日、簡易書留郵便にてログインに必要な『ユーザネーム』『ログインパスワード』が記載された封書が届きます。
本人確認書類提出
『本人確認書類の提出』をクリックして、提出する書類を選択します。
必要な書類をアップロードします。
郵送を選択した場合は、郵送された封書に本人確認書類を同封して返送します。
初期設定/情報登録・質問回答
最後に初期設定をします。
郵送の方も初期設定画面から設定できます。
以下の情報を入力していきます。
- Eメールアドレス
- 国籍
- 職業
- 勤め先
- 世帯主との続柄と世帯主の情報
- インサイダー登録について
- 振込先金融機関口座
- 国内株式手数料プランの選択(スタンダードプラン、アクティブプラン)
- 配当金の受取方法の選択
- 投資に関する質問
- アンケート
iDeCo、信用、FX、先物OP・金プラチナの取引口座同時申込
上記口座は投資の高度な投資知識が必要なため、今回は申し込みをしないことをおすすめします。
iDeCoはおすすめですが、あとからでも申し込みができるので一旦全てのチェックを外して『次へ』をクリックします。
申込完了!
これで申し込みと初期設定が完了です!
これでSBI証券を使用することができるようになりました。
共同口座への入金の流れと活用方法
- 地方銀行からの振込手数料がかからない
- SBI証券への入金に対応している銀行が多い
- 好きな時にお金を移動できる
ぼくが勤めている会社の給与口座は地方銀行に指定されていますが、その地方銀行からメインバンクの住信SBIネット銀行への振込は手数料がかかってしまいます。
余分な手数料を払わないためには、SBI証券の活用がおすすめですよ。
SBI証券なら数多くの地方銀行からの入金に対応しているので使い勝手良し。
まとめると、以下のような方は住信SBIネット銀行とSBI証券の同時開設がおすすめです。
- 給与振込口座が会社指定
- メインでネット銀行を使いたい
- 振込手数料0円で給料をネット銀行に移動したい
- 2~3日のタイムラグがあってもいい
入金方法は住信SBIネット銀行を給料の振込口座に指定できない時の対処法で解説しているのであわせてご覧ください。
イメージは以下で、青矢印のようにお金を移動していきます。
上記の流れを2人分作ると、よりお金の移動が簡単になりますよ。
具体的にやることは3つだけです。
- 会社指定の地方銀行から『SBI証券』に入金する
- SBI証券から『住信SBIネット銀行』に出金する
- どちらかの『住信SBIネット銀行』に生活費を振り込む
SBI証券の『リアルタイム入金』や『出金』は住信SBIネット銀行を給料の振込口座に指定できない時の対処法!で解説していますので、あわせてご覧ください。
同棲の共同口座の活用方法3選
同棲カップルの共同口座としておすすめの使い方は以下の3つです。
- 共同クレジットカードの引き落とし口座にする
- 目的別口座を使って貯金する
- 家計簿アプリと連携して2人でお金の管理をする
共同クレジットカードの引き落とし口座にする
同棲の生活費を支払うには共同クレジットカードを作ることがおすすめです。
共同クレジットカードを使うメリットは以下の3つ。
- 支払いが楽になる
- 生活費の管理が簡単になる
- 支払いでポイントが貯まる
おすすめは楽天カードのような年会費無料でポイントの使いみちが多いカードです。
詳しくは同棲生活でおすすめの共同クレジットカードは?共有するときの注意点も解説で解説しています。
目的別口座を使って貯金する
住信SBIネット銀行はメインの口座とは別に10口座つくることができます。
生活費の口座と個人の口座を分けるときに便利ですよ。
同棲カップルであれば、結婚のことも考えて結婚費用を貯める口座を作ると良いですね。
結婚費用の目安は結婚資金の総額と各費用の平均内訳はいくら?【婚約から結婚式、新婚旅行まで】で解説しています。
家計簿アプリと連携して2人でお金の管理をする
住信SBIネット銀行は家計簿アプリと連携することで、お金の移動や貯金残高などの管理がとても楽になりますよ。
当ブログでもおすすめしている『マネーフォワードME』なら住信SBIネット銀行と連携することができます。
マネーフォワードMEの始め方は【マネーフォワードMEの初期設定と使い方】同棲カップルで簡単に共有する手順を徹底解説で解説しています。
マネーフォワード ME – 人気の家計簿(かけいぼ)
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まとめ
今回は以下の3つを解説しました。
- 共同口座とは何か?
- 同棲でおすすめの銀行口座は『住信SBIネット銀行』の理由
- 住信SBIネット銀行を開設する手順【共同口座の作り方】
- 共同口座への入金の流れと活用方法
共同口座とは何か?
- 口座には、共同で貯めたお金が入り、支払いも共同で行われる
- 名義はカップルのどちらか1人
同棲でおすすめの銀行口座は『住信SBIネット銀行』の理由
- 目的別口座が持てる
- 振込手数料が一定回数無料
- SBI証券との連携でお金の移動が簡単にできる
住信SBIネット銀行を開設する手順【共同口座の作り方】
- メールアドレスの登録、認証コードを入力
- お客様情報の設定
- 規約の確認
- 入力内容の確認
- 口座開設方法の選択
- 本人確認書類の提出
- 初期設定
共同口座への入金の流れと活用方法
- 会社指定の地方銀行から『SBI証券』に入金する
- SBI証券から『住信SBIネット銀行』に出金する
- どちらかの『住信SBIネット銀行』に生活費を振り込む
共同口座は複数人で管理する銀行口座です。日本では複数人名義での口座は開設できないためカップルのどちらか1人の名義で開設する必要があります。
カップルにおすすめの共同口座は住信SBIネット銀行です。さらにSBI証券と同時開設することで、お金の管理もしやすくフル活用できます。同時に開設する方法はコチラで解説しています。
共同口座はカップルのどちらか1人の口座にしてください。住信SBIネット銀行とSBI証券の入金や出金、パートナー口座への振込などを使用することで無料でお金のやり取りができます。詳しくはコチラで解説しています。
以上、『同棲でおすすめの銀行口座の開設手順と活用方法』でした!